もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

2016年12月のブログ記事

  • 反射板

    母はデイサービスから帰宅後、コンビニに行くことが習慣になっています。 できればやめてもらいたいのですが、母は行っている記憶がありません。 コンビニへの道は歩道がなく、今の季節では真っ暗なので、 交通事故の危険が大きいと思うのです。 隣に住んでいる母の従弟のお嫁さんからも指摘を受けていて、 なんとか... 続きをみる

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  • ATM

    年末最後に認知症の薬をもらいに行きました。 混んでいると思い覚悟して行ったのですが、意外に空いていて、 順調に診察を受けることができました。 混んでいると大して会話もしないで、 終了になりますが、珍しく先生が色々母に質問しました。 「何か困っていることはありませんか?」 「何もありません」 「食事... 続きをみる

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  • ホウレンソウだらけ

    冷蔵庫の野菜室をあけると、ほうれん草が5把入っています。 だいたい同じ野菜がたくさん入っていて、食べきれなくて捨てています。 しかし、買ってくるということは基本的には 「食べたい」もしくは「食べなくては」と思っているようなので、 母の買ってある野菜を調理することにしています。 ホウレンソウは置いて... 続きをみる

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  • カレンダー

    日にちがわからなくなる母にとってカレンダーは、命綱とも言える重要なものです。 毎朝、黒いマジックで線を引いて、何日か何曜日かを確認しています。 デイに行く日なのか、ヘルパーさんが来る日なのかも、 他の誰かが来る日なのかも、カレンダーを何度も何度も見ています。 母にとってのカレンダーは特別なものだと... 続きをみる

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  • クリスマスカード

    10年以上前のことですが、祖母にクリスマスカードを送りました。 祖母は「生まれて初めてもらった」ととても喜んでくれました。 それ以来、毎年祖母にクリスマスカードを送っていました。 私の送ったクリスマスカードは、いつも部屋に飾ってくれていました。 とても喜んでくれるので、その後クリスマスのアドベント... 続きをみる

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  • 何回聞けるか

    母は同じ話を何回もします。 前にも良くしていた話を繰り返し話すことは勿論ですが、 その時スイッチが入った話を何回でも話します。 認知症の症状なのでしょう。 介護している方は忍耐強く何度でも聞いてあげることができるのでしょう。 もしくは、上手に話をそらすことができるのでしょう。 私はソレがとても苦手... 続きをみる

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  • 自分でキャンセル

    朝、ケアマネさんからメールがありました。 「昨日デイサービスに 『保険証を失くしてしまって市役所に行かなければならなので、 明日のデイサービスは休みます』と電話があったそうです。」 「今朝、自宅に伺うとデイサービスに出掛ける用意をして待ってました」 「送り出しのヘルパーさんに来てもらい、デイサービ... 続きをみる

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  • 下着の名前

    病院に行って診察の時、母が祖母の名前の下着を着ていて、 恥ずかしい思いをしたので、 病院に行く前には必ず母の下着をチェックするようになりました。 新しい下着を買って、最近は名前の書いていないものを着ていたので、 ちょっと油断していました。 気温も下がり、肌寒くなったので、冬物の下着に変えた母に気付... 続きをみる

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  • 食欲

    母の食欲は、予測ができません。 ある時期には、あまり食べたがらなくて体重が減ってしまい、心配していると、 今度は旺盛な食欲で体重がどんどん増えたりします。 これも認知症に原因があるのでしょうか。 「健康的な食事」を意識したり、実行したりすることが難しいようにみえます。 元々の母は、何でも手作りして... 続きをみる

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  • 離れている時できること

    介護と言っても、遠距離だと母のそばにいる時間の割合は少ないものです。 手配をしたり、気をもんだり、訪問のための時間を作るために勤しんだり、 はしていますが。 介護に通うようになってから、身近な高齢の人が気になるようになりました。 隣には母より高齢のおばあちゃんが一人でお住まいです。 数年前にご夫妻... 続きをみる

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  • ポカリスエット

    母の家の冷蔵庫にはポカリスエットがいつもたくさん入っています。 水分補給に良い、と何かで知ったのか…。 夏の暑い頃ならともかく、寒い冬になっても冷蔵庫の扉の半分は、 ポカリスエットが占めています。 冷蔵庫の扉の開け閉めの度に、バランスをくずして倒れます。 母一人なんだから、飲んでいるものと次に飲む... 続きをみる

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  • 年末年始シフト

    ケアマネから、年末年始のスケジュールの確認がありました。 年末年始、母がいつも行っているデイサービスは休みになります。 ヘルパーさんも、できれば休みたいとのことで、当然のことと思います。 メールをしても返事の来ない妹に「翌日までに必ず返事を下さい」と 書き添えて、年末年始の予定を聞きました。 日頃... 続きをみる

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  • 途中下車

    病院や、祖母のことや、長男叔父対応でこのところ、 いつもより頻繁に母を訪問しました。 本当は日程をまとめたかったのですが、それぞれ事情が許さず、 行ったり来たりすることになってしまったのです。 気持ちにちょっと余裕がなくなっている自分に気付いて、 「途中下車」してみました。 少し前にテレビで「ご当... 続きをみる

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  • 仏壇の写真

    祖母の位牌はいつの間にか、戻されていました。 多分、長男叔父が独自に行った四十九日の法要の翌日、持ってきたのだと思います。 しかし、母は長男叔父の訪問を記憶にとどめることができなくて、 「留守の間に勝手に入った」と言います。 (私も最初は半信半疑でしたが、長男叔父はカギを持っていないし、  私がい... 続きをみる

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  • 弁護士をさがす③

    メールでのやりとりが迅速で、的確だったので、 無料の相談に伺うことにしました。 繁華街を抜けた小さいビルの上の方に事務所があり、まだ若い弁護士さんが 話を聞いてくれました。 祖母の名義の家に、祖母の意志で住んでいる母の権利について、 わかりやすく説明してくれて、 長男叔父に母の権利を侵害しないよう... 続きをみる

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  • 弁護士をさがす②

    知人で弁護士をしている人もいたなあ、と思いつつ、 こんなにドロドロとした私的なことを相談するには、 ちょっと知っている人はかえって抵抗があるものです。 悩んでネットで検索すると、「無料相談」的なサイトが結構あるのですね。 母の住んでいる地域ではあまり探すことができませんでしたが、 相続にからむ法律... 続きをみる

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  • 弁護士をさがす①

    長男叔父が、理不尽なことを母に迫るので、 何か対策をしないといけないと思っていましたが。 母は、何を言われても忘れてしまうし、 兄弟のことにあまりでしゃばるのも嫌だという気持ちがありました。 1年以上前から、三男叔父夫婦には、 長男叔父が母に「出ていけ」と言っていることを心配して、 成年後見等の申... 続きをみる

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  • 喪中はがき

    今年は、喪中のお知らせのはがきが続々届きます。 親を亡くした同年代の方からのはがきが、多いように感じます。 少し疎遠になっていると、喪中はがきで訃報を知ることになるのですね。 気を遣ってお知らせいただかなかったことと思いますが、 心にすきま風がふく思いでもあります…。 祖母宅に来ていた年賀状をもと... 続きをみる

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  • 甘えになじめない

    私は結婚するまで母と暮らしていましたが、 約30年たとうとしているので、母も私もたくさんの変化があって当然と言えば、 当然なのですが。 頻繁に介護に通うようになり、母が人に甘えているのを見ると、 違和感を感じます。 私に対しては、あまり感じないのですが、ヘルパーさんや三男叔母に、 「お饅頭食べたい... 続きをみる

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  • ピロリ菌

    市の検診を受けて、母にピロリ菌がいることがわかりました。 薬で除去できると聞いていたので、簡単に考えていましたが、 「朝晩食後に一週間」の服薬が必要だと聞いて、 これはなかなか難しい…とうなってしまいました。 服薬は、一人だと時々忘れたり、捨てたりしてしまいます。 デイサービスの送り出しのヘルパー... 続きをみる

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  • 夜の外出対策

    デイサービスから帰宅後に、どうしてもコンビニに行ってしまう母。 敷地内に住んでいる母の従弟の奥さんからも 「危ないので、何かしてあげて」と心配されました。 母のコートはみんな黒いし、コンビニに行くときに持って行くであろうバッグも、 目立たない色合いです。 母はデイサービスから帰った後コンビニに行っ... 続きをみる

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  • 法要は済んでいた③

    住職に話を聞いた後、お墓参りをしました。 子供の頃から、何度も来ているお墓ですが、 祖母の戒名が刻まれた墓石を見て、改めて祖母が亡くなったことが 胸に迫りました。 墓所には複数個所、花活けが設置されていますが、 違う年代に設置されたせいでしょう、深さがそれぞれ違っています。 用意したお花の茎の長さ... 続きをみる

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  • 法要は済んでいた②

    お寺の住職に、祖母のお骨はどうなっているのでしょうか? と不思議な質問をせざるを得なかったわけですが、 勿論住職は今回の経過には普通ではない事情があることを わかっておいでだったと思います。 と言って、私たちの思いをそこで話してもなんの意味もないことだと思いましたし、 住職も立ち入るつもりはないで... 続きをみる

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  • 法要は済んでいた①

    長男叔父が、祖母のお骨を持ち去ったことを聞き、 翌々日急遽母宅を訪問しました。 そして、三男叔母と一緒にお寺の住職を訪ねました。 住職の話によると、前日(お骨を持ち去った翌日)、 長男叔父とその奥さんの二人でお寺で法要を行い、 お骨をお墓に入れたとのことでした。 お骨がお墓に入ったことを聞き、とり... 続きをみる

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  • 夢か現か

    二週間前、紅葉を見がてら、母が子供の頃に疎開した地域を訪ねました。 母に「覚えている?」と聞くと、 「あれは夢だと思っていた」と言います。 夢の中で、今回の訪問の記憶に残った断片と、 子供の頃の記憶の断片が入り混じっているようです。 そして、1か月ほど前に病院で会った親友は孫を連れていたことになっ... 続きをみる

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  • 大根の煮物

    今回は、大根祭り?のようで、半分に切ってラップにくるまれて、 買ったままの状態と思われる大根が5本、野菜室に入っていました。 デイサービスから帰ると相変わらずコンビニに行っているようで、 「味染み大根」を毎日買っています。 家に大根があるのに…。 というわけで、母が食べたい大根の煮物を作ってみまし... 続きをみる

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  • 法要の行方

    一旦予定されていた四十九日の法要が、中止なのか延期なのか、 不明なまま日にちが過ぎていました。 妹が母宅を訪問したら、到着前に長男叔父と葬儀屋がきて、 祭壇を片付け、骨壺を持って行ってしまった、とのこと。 妹からメールがありました。 妹も母から聞いた話で、詳細はわからないのでしょう。 (そしていつ... 続きをみる

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