もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

離れている時できること

介護と言っても、遠距離だと母のそばにいる時間の割合は少ないものです。
手配をしたり、気をもんだり、訪問のための時間を作るために勤しんだり、
はしていますが。
介護に通うようになってから、身近な高齢の人が気になるようになりました。


隣には母より高齢のおばあちゃんが一人でお住まいです。
数年前にご夫妻で越されてきましたが、ご主人は亡くなりました。
時々お得意のお赤飯をおすそ分けしてくれます。
歩行が少し不自由ですが、頭はとってもしっかりされていて、
衰えを感じることはありません。
外出時にたまたま会ったりしたときには、ゆっくり歩いてご一緒させていただきます。
ご近所の話や季節の話で楽しいひと時になります。


電車で席を譲ることにも前より積極的になったように思いますし、
街を歩いていても高齢の方が気になって、道をあけたりするようになりました。
当たり前のことばかりで、今更なのは恥ずかしいですが、
離れて暮らす母がいつも周りの方に良くしてもらっているお返しを、
自分の身の回りで少しでもお返ししたいという気持ちになっています。