もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

眼鏡を失くす?

週末母宅を訪問していた妹からメールがきました。
「デイサービスに眼鏡を忘れたとママが言うので、
家の中をさがしてみましたがありませんでした」


うーん。この前転倒した時にも眼鏡を一つ失くしていて、
見つかっていません。母は転倒した時に落として失くした、と言っていますが、
ヘルパーさんによると転倒した翌日も眼鏡をその眼鏡をかけていた、
ということなので、転倒とは関係ないようなのですが…。


そして、別の眼鏡を使うようになったのですが、
そちらの眼鏡も失くしたということなのでしょうか。
妹からのメールは、聞き返したくなるような言葉足らずのメールです。
いつものことです。
聞き返すようなメールを送っても返信無しか、
「そうです」などと無愛想な返事が返ってくるだけなので、
妹のメールの内容がよくわからなくても、折り返すのはやめました。


今週行ってみればわかること、ですし。
「連続眼鏡行方不明事件?」の意味するところについて、
考えてしまいます…。





そもそも

旅行のこと、長々お読みいただきありがとうございました。
今回旅行に行こうと思い立ったのは。


母宅のカレンダーに「午後8時ごろ」というメモがありました。
母に
「これはなに?」
と聞いても
「わからない」


昨年9月に同じメモがあった時、
母の二番目の弟が泊まりに来ました。
母は三人弟がいる長女です。
この叔父の滞在は歓迎できないできごとでした…。


今回も同じようなことが起きないようにするには、
母を連れ出した方が良いのでは、ということでの旅行なのでした。


きっかけはトラブルを避けるためでしたが、
結果は行って良かった、と心の底から思える旅行になりました。





涙が止まりませんでした

3日目の朝、母が
「ここに住むの?」と聞いてきます。
「旅行だから、今日帰るよ」と答えましたが、
母の記憶からは、自分の家の記憶が薄れてきているようです。
「私どこに住んでたの?」
「あなたと二人で住んでいたの?」


今住んでいる家の記憶ではなく、子供の頃の家の記憶になってしまっている
ようでもあります。


温泉に入れば「気持ちいい」と笑顔になり、
ご飯を食べれば「みんな美味しいわ」と喜んでくれましたが、
旅行中母は不安な気持ちを消すことはできなかったんだなあ、と感じました。
そして、母と二人だけの旅行は目を離すことができず、私も少々疲れました。


母宅で一緒にいる時より、母の認知機能の衰えを実感しました。
旅行のように次々新しいことがあると、母の記憶は追いつかないし、
それゆえ不安も高まるのでしょう。


朝からのんびりとお風呂に入り、
泊まった部屋を掃除して、帰宅の途につきました。
いつも母がお世話になっている方々にお土産のお菓子を買って。


午後帰宅した母が私に言った一言。
「また連れて行ってね」
私は涙が止まりませんでした。