もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

お天気と連動している

珍しいほどの暖かな晴天。
母宅を訪問すると、玄関開けた時から母は上機嫌です。
「あら、久しぶり!」
(先週も来てますが、忘れている)
「背が伸びたわね、すらっとしてるわ!」
(もう還暦なので、背が伸びることはないと思います)


言っていることはトンチンカンですが、
機嫌が良いと私もうれしくなります。


朝食も食べた様子ですし、薬も飲めていました。
ボウルにはホウレンソウが洗ってあって、
おひたしでも作るつもりのようです。


前回訪問時は、小雨の降る寒い日で、
何度インターフォンを押しても玄関を開けてくれませんでした。
仕方なく、カギをあけると
袖壁の陰から様子をうかがっている母がいました。
目つきもいつもと違っていて、
私が誰なのかすぐにはわからない様子でした。
そんなことは初めてで、ショックな出来事でしたが。


症状は進んでいるのでしょう。
でも、お天気によっては、
機嫌のよい、ちゃんとやりとりできる状態になることもあり、
救われる思いがします。



自分から食べるもの

このところ、母宅を訪問すると冷蔵庫はスカスカです。
春ごろまでは、一人で買い物に行っていましたが、
最近はほぼ行っていないようです。
行くのは、大好きなミカンを買いに、果物屋さんか、
コンビニ、でしょうか。
私が作る総菜も食べきれないようですが、
それは小規模多機能のヘルパーさんが、処分してくれているようです。


以前は卵や納豆、牛乳は自分で買って、自分で消費できていましたが、
最近は私が買って入れておいても、そのままになっていることが、
増えています。


母が必ず食べきっているのが、ヨーグルトとチーズです。
ヨーグルトは、パッケージに美味しそうな果物の写真やイラストが
目立っているものが、母の好みのようです。
チーズは、以前から自分でも良く買っていた6Pチーズです。


母が自力で食べるものをもう少し増やさないと…と思っています。


分かち合うのが難しい

職場や友人や、ちょっとした知り合いで、
私が遠距離介護をしていることを知っている人から
「最近介護はどうなの?」と聞かれることがあります。


聞いた人は近況をききたいのか、
世間話の延長なのか、
もっと知りたいのか…。
私の苦手な質問です。


「相変わらず、ですね」というのが無難ですが、
詳しく話したくない、立ち入らないで欲しいという感じが伝わるかも、
と思うと、私のことを心配してくれている人には言い辛いです。
と言って、
「最近、介護の体制を変えたのですが、なかなか思う通りにはいかなくて、
毎日のようにケアマネから連絡があって…」
などと説明しても、相手にはわからないだろうなあ、と思います。
「朝、施設の人が迎えに行っても
インターフォンに出なかったり、電話に出なかったりで、
なかなか出かけられないみたいです」
と言おうものなら、
「行きたくないのね。」とか
「あなたが電話すれば、行くんじゃないの」とか
「中で倒れているかも」とか。
この後の会話を続ける気力が、無くなります。


介護経験のある方でも、
ずっと昔の話だと感覚が違いますし、
自分ではなく、奥様や姉妹が介護していたのに、
上から目線でアドバイスしてくる人もいます。
介護の話は、人それぞれで、
苦労やそれでも取り組む気持ちを分かち合えることが、
なかなか無いなあ、と感じています。