もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

完了しない手続き

証券会社からの着信が何度もありました。
ただ「またかけます」という留守電では、何の用件かわからないのですが。
証券会社の担当者によると、留守電での用件の伝言は禁止されているとのこと。
間違いがあった時に困るのはわかりますが…。
なかなかお互い時間が合うことがなく、用件がわかるまでに4日もかかってしまいました。
そして、わかったことは「手続きが完了できなかったこと」で、
何だか疲れました。
そして、その手続きの不備を解消するには、とっても手間がかかりそうな
気がします。
もう一回弁護士が手間がかかるような…。
(ってことは費用も?まさか。)


受け入れられない

母との会話がなりたっていないな、と感じることがしばしばあります。
母が受け入れられないことは、何度説明しても記憶に残らないようです。
例えば、毎月1回ケアマネの訪問があり、打ち合わせをするのですが、
「何で来るの?」と毎回聞かれます。
ケアマネさんは、人柄も良いし、お仕事ぶりも良い方です。
母にとっては、祖母のケアマネであり、祖母が通っていた自分は行きたくない
デイサービスの人、ということのようです。
祖母が亡くなり、自分は行かないデイサービスの人が、何の用事があって来るのか、
腑に落ちないのです。
勿論、今は母のケアマネであり、母のデイサービスやヘルパーさんの手配をしてくれることを毎回何度も説明しますが、母には受け入れられないことのようです。


母が受け入れられないことを、何度も質問されて、都度説明することが徒労に終わる、
この繰り返しが母との会話の半分は占めていると思います。
色々視点を変えて、母に受け入れられる形を模索するのですが、なかなかうまくいきません。
時には「よくわかったわ!」と母もすっきりしたような返事をすることもあるのですが、そんな反応があっても結局母の記憶にはとどまらないようです。



らっきょうを漬ける

昨年初めてラッキョウを漬けました。
きっかけは、母の認知症です。
昨秋102歳でなくなった祖母は、90歳後半までしっかりしていて、
何でも自分でできた人でした。
母も料理好きで裁縫も大好き、何でも作るマメな人でしたが、
認知症にならなかった祖母とどこが違うのか、私なりに気になっていました。


昨春ふと思いついたのが梅干しのことです。
祖母は毎年梅干しを漬けていました。
母はそれをもらうことを楽しみにしていて、自分で漬けることはありませんでした。
それどころか、ある年私が気に入った受賞するような立派な梅干しを
母にお土産に持って行ったところ
「おばあちゃんの梅干しが一番だからいらない」と突き返されたことも
ありました。
(思えばその頃もう母は少々おかしかったかも…)


「母に梅干しを作ることを勧めよう」と思いつきましたが、
母一人で作ることはできそうにありません。
一緒に作ろうと思いましたが、情けないことに私は梅干しを作ったことがありませんでした。
そこで「梅干し・漬物・保存食」という本を購入したのです。
この本が秀逸で、母そっちのけでやる気が出て、
昨年は梅干し、梅酒、ラッキョウ、パンチェッタ等々作りました。
梅干しは、工程がとぶので、週一回の母宅訪問で、
母と一緒に作るのは無理でした…。


色々作った中で、一番気に入ったのはラッキョウでした。
今まで好きでもなかったラッキョウの美味しさに目覚め、
今年は昨年の倍でも3倍でも漬けたいと思っています。