もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

ATM

年末最後に認知症の薬をもらいに行きました。
混んでいると思い覚悟して行ったのですが、意外に空いていて、
順調に診察を受けることができました。


混んでいると大して会話もしないで、
終了になりますが、珍しく先生が色々母に質問しました。
「何か困っていることはありませんか?」
「何もありません」
「食事は自分で作っていますか?」
「はい、作っています」
「洗濯はしてますか?」
「はい、してます」
「週何回してますか?」
「週3回しています」
「お金の管理はできていますか?」
「はい、できてます」
「銀行に一人で行っていますか?」
「あまり行ってません」
「ATMは使えますか?」
「はい」
「ATMってなんですか?」
「…わかりません」


母は、なぜかキャッシュカードは持っていません。
祖母の介護のために住所を移した10年前でも、
暗証番号を管理することができなかったのか、
トラブルがあって、使えなくなったのかはわかりません。
「オレオレ詐欺」のことなど考えると、キャッシュカードは無い方が安心です。