もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

お互いに認めあう

母宅訪問。
インターフォンを押して、母が玄関ドアを開けてくれるまでの
短い待ち時間、いつも少し緊張してドキドキして不安に感じています。
開けてくれるかな、
起きてるのか、
機嫌はどうかしら…。


ドアを開けてくれた母をまず褒める。
「花柄のブラウス、ステキね」
自分の緊張を緩めるためにも、
もう一言目は褒めることに決めています。
そして、褒める一言で始める方が、
その後の展開もスムーズになります。


最近は、母と過ごす楽しい時間は、
一緒に料理をすることです。
母の好きなひじきは必ず毎回作りますが、
ニンジンをきれいに千切りにして、
ひじきより先に炒めるところは、母が担当です。
「何を作るの?」
ひきじ。
「え、私作ったことないわ」
そう?
という会話を何度も繰り返しながら、
味付けは私が担当して、母に味見をしてもらいます。
「いいお味!」
「あなた上手になったわね~」と
母が褒めてくれると、心から嬉しいです。
私は
「ママの方が料理は上手。褒めてもらえると嬉しいわ」
と返します。
言われた母も嬉しそう…。
お互いに認め合って、褒めあう時間に
癒されます。