もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

衣替え

5月になり、10連休も終わりました。

母は、まだウールのカーディガンを手放しません。
出掛けるというと、薄手とはいえ、ダウンのコートを着たがります。


母は、月や日付や曜日を記憶できません。
何度でもカレンダーを見て確認します。
(各部屋にカレンダーがあります)


冬物はそろそろクリーニングに出したいのですが、
出してしまうと、そのことを忘れてまうので、
探し続けることになります。


ディサービスの送り出しのヘルパーさんの日誌に、
「カーディガンの袖口が汚れているので、洗った方が良いですよ、と
お話ししました」
等と書かれていますが、
なかなか手が回りません。


着替えを促しても、母は自分が着たい服を着たくて、
それを変えることは、なかなか難しく、
いつもこちらが折れる他ありません。
出掛ける前に機嫌が悪くなられても困るので、
最近はもうあきらめています。


母が納得のいく時期にならないと、
冬物をしまうことができません。





スーパーで買い物

母と一緒にスーパーで、買い物すると…。


かごを持っている私を母が追いかけてきます。
手に持っているのは、ミカンかホウレンソウ。
いずれも家にたくさんあって、食べきれない状態です。
「それ家にあったわよ」と私が言うと
「無いの。買いたいと思ってたの」と母。
「大丈夫、たくさんあったから」と言っても納得はしていません。


「あなたは何を買いたいの?」と聞いてきます。
「ひじきを買おうかな」というと
「私そんな黒いの嫌いだわ」
 調理すると「美味しい」と母のお気に入りなので、買おうと思っているんです。


キュウリの3本パックを買おうとすると
「そんなたくさんいらない」
「バラのでいいのよ」
私がバラの方から1本とると
「そんな曲がったのは嫌」と。
「じゃ、ママが選んでよ」というと、
選んで2本とりました。


買いたいものにダメ出ししたから、
私の買うものも気に入らなくなっているのか…。


お肉を買うと
「私は食べないわよ」
チーズを買うと
「あなた、そんなの食べるの」
いずれも母の好物です…。


卵黄

テレビを見ていたら、
認知症予防に卵黄に含まれるコリンが効く、と紹介されていました。


認知症の予防には、
社交ダンスが良い、とか、
歩きながら計算をすると良いとか、
楽器演奏が効果があるとか、
色々紹介されていますが、今まであまりピンときたものが、ありませんでした。


というのも、身近な人でその例に反する人を
すぐ思い浮かべることができたから、です。


今回は逆、で、「そうかも!」と思えました。
母は、嫌いなものが生卵で、
多分子供の頃から食べたことがありません。
今でも聞かれていないのに「私は生卵が嫌い」とよく繰り返しています。


卵黄に含まれるコリンは加熱に弱く、生で食べないと効果がないそうです。
効果を上げるためには、卵を生のまま冷凍して、
凍った卵の殻をむき、その後時間ほど解凍して食べる、
と番組では紹介されていました。
早速試してみましたが、手軽で美味しくて、これで予防になるなら、
日々食べたいと思いました。


母が認知症になったのは、生卵嫌いが原因というわけではないのでしょうけれども、
母と違うことをして、アルツハイマーの予防に努めたいという気持ちがあるので、
卵の話は、沁みました。