もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

その後のあかぎれ

3種類の塗り薬を塗ってもらうことに
苦労したあかぎれですが、
薬が見当たらない、という連絡は頻繁だったのに、
結局どうなったのか、は、
何の連絡もありませんでした。


忙しいのはわかるし、
困っている時に連絡をしてくるのもわかります。
でも、そしてどうなったのかを知りたい、
というのが率直な気持ちです。


やきもきしたり、忙しいのに悪いなと思いつつ、
「母の手のあかぎれの具合はどうでしょうか」
とケアマネにメールしました。
「よくなりました」との返信があり、
安心していました。


が、母宅訪問時に母の手を見ると、
8割がたは治っていましたが、
まだ深い傷があり、痛みがあるようです。
これを治ったというのでしょうか…。
塗り薬も全て塗り終えたのか、
治ったという認識で塗るのをやめたのか…。


不満と自責の気持ちでいっぱいになります。

お互いに認めあう

母宅訪問。
インターフォンを押して、母が玄関ドアを開けてくれるまでの
短い待ち時間、いつも少し緊張してドキドキして不安に感じています。
開けてくれるかな、
起きてるのか、
機嫌はどうかしら…。


ドアを開けてくれた母をまず褒める。
「花柄のブラウス、ステキね」
自分の緊張を緩めるためにも、
もう一言目は褒めることに決めています。
そして、褒める一言で始める方が、
その後の展開もスムーズになります。


最近は、母と過ごす楽しい時間は、
一緒に料理をすることです。
母の好きなひじきは必ず毎回作りますが、
ニンジンをきれいに千切りにして、
ひじきより先に炒めるところは、母が担当です。
「何を作るの?」
ひきじ。
「え、私作ったことないわ」
そう?
という会話を何度も繰り返しながら、
味付けは私が担当して、母に味見をしてもらいます。
「いいお味!」
「あなた上手になったわね~」と
母が褒めてくれると、心から嬉しいです。
私は
「ママの方が料理は上手。褒めてもらえると嬉しいわ」
と返します。
言われた母も嬉しそう…。
お互いに認め合って、褒めあう時間に
癒されます。

民生委員さんって

先日、新旧の民生委員さんが母宅にいらっしゃって
ご挨拶というか、引継ぎをさせていただきました。
民生委員って、きいたことはありますが、
あまりなじみがありません。
自分の住んでいる地区の民生委員さんのことは、
名前も顔も知りませんし、
まして、家に来ていただいて話したこともありません。


母が一人で住んでいる高齢者なので、
気にかけていただき、地域でフォローしていく、
その窓口の一つが民生委員さんなのだと認識しています。


前に、深夜2時とか3時に母宅の周りをぐるぐるまわったり、
インターフォンを押す不審者が防犯カメラに映っていたとき、
映像を確認してもらったのが、前任の民生委員さんでした。
民生委員さんは、徘徊してしまう認知症の人の記録も
もっているようです。


防犯カメラの映像が不鮮明だったのか、画像を見ても、
誰かは判明しませんでした。
後日警察が現場を押さえてくれたところ、ごく近所の人でした。
民生委員さんにとって意外な人だったので、
画像では判断できなかった、ということなのでしょうか。


という件があり、何かをお願いしたり、期待することはできませんが、
人の出入りや目があることは、
母にとっては良いことなのかと思ってはいます。


役目を引き受ける人がいなくて、後任を探すのに、
苦労したとのこと。
地域のために尽くしてくださっている方がいることに、
感謝したいと思います。