もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

高級ミカン

母に好きな食べ物は、
このところミカンです。
一緒に暮らしていたころ(私が結婚する前の20数年間ですね)
そんなにミカンが大好きという印象はありませんでしたが、
介護に通うようになってからは、
断然ミカンです。


なぜか階段の踊り場に置かれています、
このミカンが高級ミカンで、スーパーではなく、
商店街のフルーツ専門店で、
1パック1000円で売られているものです…。
母のお小遣いはほぼこれに費やされていると思われます。


朝、小規模多機能の方が迎えに来て、
母が家にいないことを心配していると、
ミカンを持って帰ってくるそうですから、
朝からでも買いに行きたいミカンのようです。


いつも行くスーパーでミカンを買おうとすると、
「それは美味しくないからいらない」と
言います。


母の手のひらを見ると黄色くなっているので、
相当食べていると思います。
母からもらって食べた夫は、
「ウチもこれ買って。すごくおいしい!」と言っていました。
ケチな私は、自分が一個食べたら、母がまたたくさん買い込むと思うと、
食べられません…。

あかぎれを治せなくて…

結局、母の手のあかぎれに薬を塗ってもらうにも、
何日もかかり、今はどんな状態なのかもわかりません。


母が痛い思いをしていることに心が痛みますが、
離れて暮らしているとこんなこともしてあげられないのか、
と暗い気持ちになります。


母の希望なので、母は亡き祖母の家で暮らしていますが、
そろそろ難しいことは明らかでもあります。
母の希望に沿わない事でも、母のためにはしなくてはならないことが、
あるのでしょう。


母は最近は祖母が亡くなったことも覚えていないようです。
祖母を待ち、暮らしているので、家から離れることに
納得してくれることはないでしょう…。


あかぎれのことから、あれこれ考えると、
今後のことに不安が強くなります。

塗り薬の行方

3種類の塗り薬のことをケアマネに連絡し、
フォローをお願いいたしました。


翌朝、ケアマネから「薬1しか、見当たりません」とメールがあり、
母が置きそうなところを予測して連絡しました。
「送りの時に再度確認します」ということで、
この日は薬を塗ることができませんでした。


送りの時に見つかったのかなあ…と思いつつ、
またまた翌日。
「薬1がありません」とケアマネから連絡がありました。
ということは、昨日と逆なのかと思い、確認すると、
「無いのは2です」と、現場?は混乱している模様です…。


そして、3日目。
「1と数字のない塗り薬がありました」
やはり、2はなく、1とハンドクリーム的な塗り薬だけが
見つかったようです。
2を抜かして、塗っていただくようお願いしました。


包帯をとったあと、指にサックをしてくれたのかも気になっていますが、
このやりとりの上に重ねて質問するのも、
何だか申し訳ないような気がして、できませんでした。