母に好きな食べ物は、
このところミカンです。
一緒に暮らしていたころ(私が結婚する前の20数年間ですね)
そんなにミカンが大好きという印象はありませんでしたが、
介護に通うようになってからは、
断然ミカンです。
なぜか階段の踊り場に置かれています、
このミカンが高級ミカンで、スーパーではなく、
商店街のフルーツ専門店で、
1パック1000円で売られているものです…。
母のお小遣いはほぼこれに費やされていると思われます。
朝、小規模多機能の方が迎えに来て、
母が家にいないことを心配していると、
ミカンを持って帰ってくるそうですから、
朝からでも買いに行きたいミカンのようです。
いつも行くスーパーでミカンを買おうとすると、
「それは美味しくないからいらない」と
言います。
母の手のひらを見ると黄色くなっているので、
相当食べていると思います。
母からもらって食べた夫は、
「ウチもこれ買って。すごくおいしい!」と言っていました。
ケチな私は、自分が一個食べたら、母がまたたくさん買い込むと思うと、
食べられません…。