法要は済んでいた②
お寺の住職に、祖母のお骨はどうなっているのでしょうか?
と不思議な質問をせざるを得なかったわけですが、
勿論住職は今回の経過には普通ではない事情があることを
わかっておいでだったと思います。
と言って、私たちの思いをそこで話してもなんの意味もないことだと思いましたし、
住職も立ち入るつもりはないでしょう。
祖父の二代前からのお墓で、祖父はそれなりのお付き合いをしていましたが、
今はそういうこともなく、今後もどうなっていくか、わからない状況です。
住職の興味は、長男叔父に長男がいるか?ということでした。
長男がいるのですが、祖父の時にも祖母の時もお葬式に来ていません。
それでも、長男叔父に長男がいることを確認して、
引き継がれることを望んでいる気持ちが伝わってきました。
私は、祖母や祖母が大切にしていたご先祖さまに対する敬意を感じていますが、
その現れとしてのお寺や宗教や住職に距離を感じ、
虚しい思いになることを止められませんでした。