もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

市役所に行く

住民票を取りに母と市役所に行きました。
母は、7年前には住民票を移しているのですが、
「市役所初めて来た。」と言います。
「新しくてきれいね~」と言いますが、どう見ても築30年から40年たっている
古い建物です。


そして、
母「何しに来たの」
私「住民票を取りにきたの」
母「住民票、どうするの」
私「金融機関に出すの」
母「どうして出すの」
私「マイナンバーって新しい制度ができたでしょ。それで必要なのよ」
母「ふーん」
母「で、今日は何しに来たの」
という会話を待ち時間中グルグルと…。


マイナンバーのことが、理解できていないので、
そもそも納得することはできないのだと思います。
マイナンバーのことを理解してもらい、
そして記憶にとどめることを、私は諦めています。
お金に関わる話題は「盗られた」という妄想スイッチがはいりやすいので、
避けたいと思っています。
その場で私に言うだけではなく、翌日や数日後でも妹や叔母やヘルパーさんに、
「盗られた妄想話」をすることもありました。
妹から
「お姉ちゃんがお金おろして持って行ったって言ってるけど」
とメールが来ると母に言われていることにもがっくり来ますが、
妹も疑ってメールしているのかと思うとさらにがっかりします…





どうしてダメなの

帰る前に母の夕食の準備をしました。
炊飯器をセットして、キュウリとワカメの酢の物と小松菜と豆腐の煮びたしを
作りました。
(キュウリが7本、小松菜が3把あったので。6個あったレタスで何か作るべきでしたが…見ないふりしてしまいました)


年金関係の書類を母に「見て」と言われて、
記入を手伝い、その場でポストに出しに行くことにしました。
置いておくと忘れてしまうし、ポストはすぐそこですから。


投函して帰り道
「パン屋さんが開いてる!パン買って帰る」と母が言い出しました。
「え~。夕食の準備してきたでしょ。ごはんも炊けてるよ」
と私が言うと
「なんでダメなの。パン買いたい。」と押し問答です。
「食べたい、買いたい」
そうですか。だっだっ子みたいです。おかしいですよ。


家に帰って、作ってあったおかずを見せると
「これがあったのね」と納得してくれました。
忘れているから、買いたくなると買ってしまうのですね。


レタスが6個あるのに、コンビニのレタスサンドイッチのレシートがあることも
納得しました。






気がのらない時

母は気がのらない時は、
「足がしびれている」と言います。
嫌だなと思うと自然にしびれてくるのかもしれませんが、
そう言いつつ出かけて、気分がのってくると、
かなりの速度で軽快に歩きます。
「速く歩けてすごいね」と褒めると
「もっと速く歩けるよ~」と一人でどんどん歩いて行ってしまいます。
信号も一人で渡ってしまい、渡れない私が取り残されることも…。


気がのらない時によく使う言葉は、
「そんな細かいこと」と「めんどうくさい」です。
お友達から暑中見舞いのはがきが来ているので、
返事を書いたら?と促すと
「そんな細かいことしなくても…」
細かくないと思いますよ。
暑中見舞い用のはがきを用意して、一言書けば良いように用意しても
「めんどうくさい」と一蹴です。


気がのらないことをしたくないのは私も同じなので、
気持ちはよくわかります。
自分も「そんな細かいこと」とか「めんどうくさい」とか、
毎日何回も思っていますし。
でも、最近はそう思うとちょっとヒヤリとして、
そういうことこそしっかりやっていこう、などど思うのです。