もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

カレンダー

そろそろ来年のカレンダーを用意する時期になりました。
ウチでは、ミニチュアダックスを飼っているので、
「ダックス川柳」という週めくりのカレンダーを毎年買っています。
お茶目な姿ととぼけた川柳で、気持ちがなごみます。


母は、大判の予定が書き込めるカレンダーを毎年買っています。
母にとっては、毎朝マジックで線を引いて、
日にちを確認する「命綱」とも言うべきツールです。
薬の袋に印字された日にちと、見合わせて、服薬しています。
母は、花や風景のカレンダーが好きなようです。
いくつも買ってきて、メインで使うのは一つだけなので、
もったいない、と思っていますが、
こだわりの一つ、であるからこそ「命綱」になるのだとも
思っています。

権利を争う

母が住んでいる家に住みたい叔父が
母に出ていけ、と言ったり、自分の荷物を運びこんだりするので、
それに対抗する必要がでてきました。
叔父と交渉することは難しいので、
専門家から母の権利についての文書を叔父宛に出してもらいました。


お互いが権利を主張しあうことは、できれば避けたいことでしたが、
分かり合えない相手には、他に手段がありませんでした。


既に争いは始まっているし、避けることができないと判断したので、
悔いのないように対峙していくしかないのだと今は思っています。

片付け最優先

私が料理していると、母も台所にやってきます。
そして、私が使うそばから片付け始めるのです…。
ボウルやザルや菜箸や鍋を次々洗って、拭いて収納します。
野菜の切れ端も、水を切ってゴミ箱へ…。
調理をしている私にはお構いなしで、
片付けに邁進しています…。


邪魔だし、危ないのですが、
母なりに手伝って役目を果たしている、ということなのだと、
思います。
時には、母が片付け終わるのを待って、料理を中断します。


母の台所は、いつもきれいでぴかぴかです。
うちの台所も掃除してほしい…と思ったりします。