もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

法要の行方

一旦予定されていた四十九日の法要が、中止なのか延期なのか、
不明なまま日にちが過ぎていました。
妹が母宅を訪問したら、到着前に長男叔父と葬儀屋がきて、
祭壇を片付け、骨壺を持って行ってしまった、とのこと。
妹からメールがありました。
妹も母から聞いた話で、詳細はわからないのでしょう。
(そしていつも妹のメールは言葉が足らず、色々質問しないと意味不明です)
やり取りしたところ、三男叔父にも知らせたそうですが、
三男叔父も聞いていない話だったようです。


推測すると長男叔父は四十九日の法要はするつもりがない、
もしくは一人でする、ということなのでは、と思います。
母に話したら悲しむことを思うと、今から気が重い…。

介護とスマホ

5年以上使っていたスマホをやっと買い換えました。
買い替えてみて、もっと早く買いかえれば良かった~と
思っています。


遠距離介護に、スマホはなくてはならないツールになっています。
母が住んでいる町のことは、住んだことのない私にはわからないことが多く、
予め調べて行っても、他の情報が必要になることがよくあります。


市役所や病院の営業時間や、ランチのお店情報、
バスの乗り継ぎのことや交差点の名前、
タクシーをよんだり、帰りの電車の時刻表や、
電車が止まっている時の経路検索。
それから、すぐに忘れてしまう母のために食事の前に食卓を撮影しておいて、
あとで何を食べたか思い出してもらったり、
叔父の暴言を録音したり。


携帯電話もスマホもいつも無機質な白や黒を選んできたのに、
今回はピンクを選んだ自分に、心境の変化を感じています…。

介護=親孝行…

仕事関係の知り合いにも、遠距離介護をしている話をする(せざるを得ない)ことが
あります。
反応は様々で、人それぞれです。


「介護は親孝行だからね。いくらやってもこれでいい、というのはないんだよ」
と言われました。
これは、どう受け止めればよいのか…。
その方は、色々やってみたけれど正解はなかった、という思いなのでしょうか。
人それぞれ、共有できない思いをかかえながら、
それでも私だけじゃない、と思い返しながら、
先の見えない日々をおくっている、気がします…