もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

疎開の記憶

母の話によく出てくる子供の頃に
一か月ほどを過ごした疎開先をを訪ねてみました。
と言っても、10数キロ離れただけのところなので、
車で行けば、すぐなのですが。
母曰く
「バスの終点の山の中。
県境で、夏休みが終わったら、どこの小学校に行くにも一里歩かなくては行けないと
言われていた。」
(ん?バスの終点なら、バスに乗れそうだけど…。)


70年以上前のことですから、もう道路も延びて、家も立ち並び、
母の住んだ「タバコ屋さんの二階」も洗濯をした「川岸」も
特定することはできません。


でも、さらに山道をドライブして、紅葉や渓流や湖の景色を楽しむことができました。
母も私もリフレッシュできたひと時でした。


母の話題に出てくることの詳細を知ると、
繰り返し語られる話にも寛容になれるような気がします…。




おにぎり

母がコンビにで頻繁におこわのおにぎりを買っているようなので、
今回訪問時には、私が作ってみることにしました。


と言ってもおこわを炊くのはどうも…。
(実は恥ずかしながら炊いたことないです。)
自宅で愛用しているもち米入りの雑穀米で、らしきものを作ってみました。


白米に混ぜて炊くだけなので、簡単便利です。
別物ではありますが、とりあえず、そんなに好きなら、作ってみるか、
という気持ちです。


一合炊いて、四つのおにぎりを作りました。
自家製の梅干しを二個持参して、ペースト状にして、混ぜ込み、
それをおにぎりにしてみました。


15時ごろ、夕食と翌日の朝食用と思って作ったのですが、
「ねえ味見していい~?」
と早速興味津々の母が、ぺろりと一個食べました。
「美味しい~」と喜んでくれたので、
私も大満足でした。


コンビニでおにぎり買うな、と言うより、
お互い良い時間が過ごせた、と思って、
自己満足しました。



怪しい電話対策

母宅に滞在中、電話がなったら私が出ています。
母が電話に出ると、愛想よく話していますが、
電話を切った後は、誰から何の電話だったか、記憶はあやふやになります。
それで私が出るのですが、「もしもし」と出ると、
無言で切られることが何度かありました。


ナンバーディスプレイの契約をしていないので、
どこからかかってきたか不明です。
無言で切る相手は怪しいと思わざるを得ません。


母は
「怪しい電話や、セールスはちゃんと結構です、って言っている」
と主張しますが、
電話機を買い替えたり、契約を見直したりしなくては、と思っています。
今更のことですね…。