もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

法要を断るって

先月亡くなった祖母の四十九日の法要が、今月末に予定されていました。
この日には、前々から予定が入っていたのですが、
調整をして、備えていました。


ところが。
先日三男叔母からメールがありました。
喪主を務めた長男叔父から「お寺に四十九日の法要を断った」というメールが
来たとのこと。
叔母は「何か聞いてますか?」ということだったのですが、
もちろん何も聞いていません。
そして、意味も分かりません。


お寺と打ち合わせをしていたのは長男叔父で、
こちらからすれば、自分の都合通り。
私たちは合わせるしかない、と思っていたのに。


お寺不在で、どうやって四十九日ができるのか、
私には全くわかりません。
お寺とは、何代もお付き合いがあり、
祖母がそのお墓に入らないことは考えられません。
立派な戒名もいただいています。


祖母のお骨は、一体どうなるのでしょうか…。


インフルエンザ予防接種

春先に郵送されてきた市からの検診関連の書類に、
インフルエンザの予防接種の券?も入っていました。
今まで、母はインフルエンザの予防接種を受けたことはありません。
でも、今年はどうしようかずっと私は迷っていました。
というのは、デイに週4日行っているからです。
今までは、人の多いところに行く機会はありませんでした。
今年は生活のスタイルが変わったので、必要かもしれない、と思っていました。


先週病院で偶然会った、母の親友もインフルエンザの予防接種に来た、
とのことでしたし。
今朝のニュースでは「昨年の4倍近い」と報道されていましたし。


「インフルエンザの予防接種に行こうか」と母に言うと
「え~、注射?」と顔をしかめています。
「この前、〇子さんも受けてたよ~」と母の親友の名前を出します。
「そうなの。〇子さん受けてたの」とその気になったようなので、
早速病院に行きました。


先生によると、
人が集まるところでは予防接種を受けたか訊かれるでしょう、とのこと。
なるほど、そうですよね。

母は、受けたことを覚えていないと思いますが、
ヘルパーさんとケアマネに伝えておきましょう。

それぞれの選択

友人は要介護2のお母様を車で15分ほどの距離で介護していましたが、
お父様が亡くなり、お母様が一人になってしまったこともあり、
この度、施設へ入居ということになりました。
1年ほど前にお父様が亡くなってからは、早朝から介護に出掛けるところに
会ったりして、ずいぶんと苦労している様子を目の当たりにしてきました。


そんな友人は
「少しでも本人がわかる時から施設に入って慣れた方が良かったのでは、と思っている」
と言っています。
何もわからず新しい環境に戸惑っている様子に心が痛むそうです。


確かに今の母なら、もし自分が気に入って選択した施設に入ることができれば、
理解して新しい生活を楽しむことができると思います。
一人で暮らせるうちは、今の暮らしで良いと思ってきましたが、
判断基準は色々あって、正解はないのでしょう…。