もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

法要は延期?

四十九日が中止?された件、その後の成り行きを見守っていましたが、
三男叔母がお寺の住職に直接話を聞きに行ったようです。


お寺側の認識は「断られたわけではなく、延期」ということでした。
だったら、なぜ「断った」と言う表現を使うのか、
みんなが予定を調整した日をどんな事情で延期にするのか、
疑問は次々浮かびますが、
どの道理解しあえる関係になることはないので、
「やっぱり、理解できない」というところに気持ちを落ち着けるより他、
なさそうです。


母は、祖母の納骨の予定がたたないことに、
不安を感じているようなので、何とか安心させてあげたいものです。

気晴らし

昨年1月、母が認知症と診断され、要介護1となってから、
ほぼ毎週休日は、片道約3時間半の介護に通う日々が始まりました。


電車で行くときは、たっぷり読書ができます。
気になった本をメモしておいて、ブックオフオンラインでまとめ買いします。
長い道中を楽しい時間にしてくれた本は色々ありますが、
「本所おけら長屋」シリーズにはずいぶんと楽しませてもらいました。
6巻まで手元にありますが、江戸の長屋を舞台に、
落語の世界を小説にしたような作品です。


10年ほど前に手術をしてから、自分の生活には笑いが足りなかったなあ、
と思うところがあり、落語を聞き始めました。
寄席や落語会にも足を運び、落語の世界に引き込まれていきました。


今は、なかなか時間が取れず、ライブに行くことは稀になりました。
車で介護に行くときは、落語を聞きながら行きます。
落語には、何度も同じことを聞きなおす、という状況がよくでてきますが、
母と私のやり取りのようで、
そんな状況にも寛容な落語の世界の人たちに、癒される思いです。



コンビニ

母の財布の中には大抵コンビニのレシートが入っています。
歩いて5分ほどのところにあるので、気軽に行っているようです。
冷蔵庫の中には大量の野菜や豆腐、卵、肉等々があるのですが、
それらを料理して食べるより、コンビニで買ってきたものを食べて
過ごしているようにも思われます…。


母のお気に入りは、最近では「味シミ大根」。
多分、おでんの大根だと思います。
それから、「おこわのおにぎり」。
この2つは、いつも買っています。


健康的な食事とは言えないので、気がもめますが、
母が好きなものを食べる事を止めることはできません。
一人暮らしを続けられるかどうかの基準の一つは、
このあたりにもありそうです。