もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

緑内障

母は、半年ほど前「目が乾燥する」と言って、眼科に通って目薬をもらっていました。
歩いて5分ほどの病院で、場所は確認していましたが、
母に同行したことは、ありません。


母が一人で通っている病院に機会があれば一緒に行っておいた方が良いな、と
前々から思っていました。
雨の降る寒い午前中、こんな日はきっと病院は空いているだろうと、
母と眼科に行ってきました。


新しくきれいな建物で、眼科医も3人体制の病院です。
思った通りあまり待つことなく、診察を受けることができました。
この日、母は不調を訴えることはなかったのですが、
先生に事情を話して、視力や視界の検査をしてもらいました。


結果、緑内障の疑いがあり、半年後に再検査をすることになりました。
すぐに治療が必要な状態ではなく、経過観察ということですが、
母の認知症が進むと検査も難しくなってくると思うので、
母の状態が良い時に一緒に行けて良かったと思います。


耳鼻科と歯科にも行っておきたいのですが、それはまたの機会ですね。


行方不明?

朝、ヘルパーさんからメールが来ました。
「デイの送り出しで訪問しましたが、不在です」
うーん。時々ありますから、心配ですが、何もできないし。
気がもめながらも、続報を待つしかありません。


11時過ぎても連絡がこないので、
どうしたかしらと思っていたら、
「なんと一人でデイに行っていました」とのこと。
迎えの車がヘルパーさんの到着より早かったのです。
そして、デイの方からヘルパーさんへの連絡がなかった、ということのようです。


一安心です。
でも色々ありますね。


ヘルパーさんは、送迎のドライバーさんの対応にご立腹です。
勿論、そうでしょう。
そして、そのフォローはケアマネがして、今後同じことが起きないよう、
調整しているようです。


一件落着後も、三男叔母と母の従弟の奥さんからも連絡をもらい、
「大捜索」が行われていたことがわかりました…。
(一人で行く整形外科の病院や、美容院など)
そして、こちらの「捜索隊」への発見の連絡がされていないこともわかりました。


三男叔母と従弟の奥さんは
母が思いのほかしっかりしていて、一人でデイに行けた、ことを喜んでくれましたが、
心配して探してくれた時間と手間を考えると、身が縮む思いです。


争い

母を追い出して、祖母の家に自分が住みたい長男叔父と、
攻防が続いています。
母本人が住み続けたい思いがあり、
応援してくれる三男叔母と母の従弟夫婦の後押しがあり、
この状況はしばらく続くのだと思います。


ちょっとしたメールにも不愉快になったり、気をもんだり、
本当はこの場から逃れたいと思っている自分がいます。
祖母は、優しく知的で物事にこだわらない欲のない人でしたから、
もしかしたら「ほしい人にあげなさい」と言いそうな気がします。


祖母の教えを実行できないのは、
祖母をないがしろにした人の思いがかなう事が許せないからなのです。
祖母に尽くした母の思いを踏みにじられることが嫌だからなのです。


それは、でも誰のため?私のため?
この状況を良い経験として捉えることができるといいね、
というアドバイスをもらいました。
その通りですね。
そうできる強さが私にあると、思っていてくれているのですね。
そういう自分でありたいです。