もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

喪中はがき

今年は、喪中のお知らせのはがきが続々届きます。
親を亡くした同年代の方からのはがきが、多いように感じます。
少し疎遠になっていると、喪中はがきで訃報を知ることになるのですね。
気を遣ってお知らせいただかなかったことと思いますが、
心にすきま風がふく思いでもあります…。


祖母宅に来ていた年賀状をもとに、三男叔母が喪中のはがきを出してくれました。
母はできないだろうし、私も気づかなかったので、ありがたいことです。


うちはというと、高齢だったこともあり、祖母のことは広くお知らせしていません。
仕事関連の知人には、喪中にすることなく、例年通りで良いかと思っています。

甘えになじめない

私は結婚するまで母と暮らしていましたが、
約30年たとうとしているので、母も私もたくさんの変化があって当然と言えば、
当然なのですが。
頻繁に介護に通うようになり、母が人に甘えているのを見ると、
違和感を感じます。
私に対しては、あまり感じないのですが、ヘルパーさんや三男叔母に、
「お饅頭食べたい~」とか、
「寒くていや~」とか、
「教えてくれないからわかんな~い」とか。
子供の様に甘えたことを言う事があります。


ヘルパーさんによると、
認知症になった人は元々の性格が強く出る、ということなのですが、
母は元々はこんなに人に甘える人だったのでしょうか。


私の知っている母は、気が強くて、真面目で、きちんとしていたい、
人に甘えるなんて、自分にも人にも認めないような人だったと思うのです。
変わってしまった母の甘えになかなかなじめません。
「しっかりしてよ」とついつい思ってしまいます…。


ピロリ菌

市の検診を受けて、母にピロリ菌がいることがわかりました。
薬で除去できると聞いていたので、簡単に考えていましたが、
「朝晩食後に一週間」の服薬が必要だと聞いて、
これはなかなか難しい…とうなってしまいました。


服薬は、一人だと時々忘れたり、捨てたりしてしまいます。
デイサービスの送り出しのヘルパーさんや、デイでの昼食時の服用や、
周りの人の見守りで、まあまあできている、という状況なので、
駆除のために一週間きちんと飲めるかというと、
完璧に飲むのは無理だろうなあ、と思います。
うまく連携できる1週間に狙いを定めて、服薬を開始するしかないかと
思っています。


ピロリ菌は、きっともう何十年も母の中にいたのだと思います。
認知症になる前に駆除しておいておけば…、とつくづく思います。