もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

年末年始シフト

ケアマネから、年末年始のスケジュールの確認がありました。
年末年始、母がいつも行っているデイサービスは休みになります。
ヘルパーさんも、できれば休みたいとのことで、当然のことと思います。


メールをしても返事の来ない妹に「翌日までに必ず返事を下さい」と
書き添えて、年末年始の予定を聞きました。
日頃の埋め合わせをしてくれるつもりなのか、
年末年始は妹が泊りがけで行ってくれるとのこと。
ホッとしました。


母の介護のために、できていないことを
集中して片付ける年末年始休みになりそうです。




途中下車

病院や、祖母のことや、長男叔父対応でこのところ、
いつもより頻繁に母を訪問しました。
本当は日程をまとめたかったのですが、それぞれ事情が許さず、
行ったり来たりすることになってしまったのです。


気持ちにちょっと余裕がなくなっている自分に気付いて、
「途中下車」してみました。


少し前にテレビで「ご当地名物ラーメン」を見ていたら、
母を訪問する時に乗るJR線の沿線のお店が紹介されていました。
訪問からの帰りの電車の中でスマホで調べてみると、
そのお店は駅から遠く短時間で行くことは難しそうでしたが、
駅周りにも比較的高評価?のお店もあり、
1時間に2本しかない電車の合間に食べて戻れそうに思われました。


一台後になっても、帰宅時間は30分遅くなるだけ、ということを調べて、
思い切って文字通りの途中下車です。


ランチタイム終了間際でしたが、見知らぬ街で、
美味しいラーメンを食べることができました。
「いつもと違うことをする」「やりたいことをやってみる」ことは、
自分の気持ちを活性化する方法として有効だと言われていますが、
文字通りの効果があったと実感しています。
私の小さな冒険でした。




仏壇の写真

祖母の位牌はいつの間にか、戻されていました。
多分、長男叔父が独自に行った四十九日の法要の翌日、持ってきたのだと思います。
しかし、母は長男叔父の訪問を記憶にとどめることができなくて、
「留守の間に勝手に入った」と言います。
(私も最初は半信半疑でしたが、長男叔父はカギを持っていないし、
 私がいる時に長男叔父が来た後、数時間で母の記憶から消えたことを目の当たりにしました)


祖母の遺影は、写真ではなく肖像画でした。
私が小学生の頃、祖母が60歳代の頃でしょう。
祖父が知り合いの画家に描いてもらったものでした。
祖父は自分の遺影として写真屋さんで撮影した額を居間に飾っていました。
祖母には写真ではなく、肖像画が良いのでは、と思いついて実行したのだと思います。
子供心に、悦に入っているおじいちゃんと「しょうがないわね」といった雰囲気のおばあちゃんのやりとりを覚えています。


仏壇には祖父のスナップ写真が飾られています。
祖母の写真を何か選ばなくては、と思っています。