もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

危険なメモ

少し前に頂き物で、母が大変気に入ったお煎餅がありました。
お店の住所を見ると歩くと20分近くかかるような、
普段あまり行かないエリアにあります。


母は買いに行きたそうでしたが、迷子になったりしても困るし。
血圧も高めの母にお煎餅は推奨できないし。
そのお煎餅やお煎餅屋さんのことは忘れてもらいたいと思っていました。


ところが、行くたびにそのお店の住所のメモが置いてあるのです。
住所だけなので母は「これ何かしら」と、わかっていません。
多分、時々思い出しては、お煎餅をくれた方に住所を教えてもらっているのでは
ないか、と思います。


「危険なメモ」は、母が見ていない時に捨てています…。

暗算よりもソロバン

前回訪問時、母が簡単な暗算ができなくて、少しあせりました。
二桁の引き算です。


お財布をチェックしても、そんなに小銭ばかりではないので、
それなりには計算できていると思っていたのですが、
「わからない」と思うと、暗算しようという意欲がなくなってしまうようです。


そんなとき、ソロバンを出すと、
なんとちゃんと手が動いて計算できるのです。
そして頭の「スイッチ」もつながるような…。


ソロバンを少し続けて練習できるよう何か考えなくては…と思っています。

新しい保湿剤

3週間前に、医者から
「背中が乾燥して搔きあとがあるので、入浴後保湿剤を塗るように」と指摘を受けました。


母は入浴はデイサービスでしかしないので、
(「家のお風呂に入っていて溺れてもだれも助けてくれないから」という理由です)
デイサービスに保湿剤を持って行くことを送り出しのヘルパーさんに、
入浴後の保湿剤を塗る事を促すようデイサービスの方にお願いしました。


今回訪問時に、母のデイサービス用のカバンを見ると、
保湿剤は入っていません。
母に聞いても勿論、保湿剤のことも乾燥肌のことも覚えていません。


洗面所にも置いていないし。
使い切って捨てたのか、とも思いますが、
不燃ごみのまとめの中にもボトルはないし。
謎なまま、新しい保湿剤を買うことにしました。
前回は時間がなくて、コンビニであるものを買いましたが、
今回は近所の大きなドラッグストアに行きました。


季節商品だからでしょう、コーナーができて、たくさんの商品が並んでいます。
母はこういうのが大好きなので、テスターであれこれ試しています。
(でも、今日はハンドクリームじゃなくて、ボディ用を買うんだよ~)
二人で、アレコレ試して、母が気に入ったものを購入しました。
普段、ボディクリームもボディローションも使わない私は、
高くてビックリしました。
まあ、母は何か贅沢するわけでもないので、
気に入ったものを買った方が、良いかなあ~とも思いましたが。


新しい保湿剤を買ったことをヘルパーさんにメールしようか、
ちょっと悩みましたが、前の保湿剤が無くなっていることについて、
認識が無いのかと思い、今回メールするのはやめました。
あまりこだわりたくない、という気持ちからです。