もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

ケアマネさん

ケアマネさんは、Kさんという多分私と同年代の男性です。
そもそも祖母がお世話になっていました。


母はその時の記憶しかないので、
ケアマネさんが自分のために来ているということが、
どうも腑に落ちないようです。


「知ってる、Kさんでしょ。なんできたの?」
と、率直に質問する母。
Kさん、いつもスイマセン。


いつも穏やかに、でも行き届いた配慮と提案をしてくれる
Kさんのお力なくしては、祖母も母も、私も何とかやっていけてない
と思います。
ありがとうございます。

病院で待つ間

病院の待ち時間は、どこも長くて、
何とかすいている時間にいきたいと思ってもなかなか思うに任せません。


待ち時間は誰でも短いほうが良いに決まっていますが、
母との待ち時間は、さらに特別です。


「今日はなんで来たの」
「いつまで待つの」
という質問。答えても答えても3分毎に聞かれます。


「今日は帰って、あとで自分一人で来るからいい」
には
「先生が、私と二人で来てね、って言ってるから」
となだめます。


「あのお婆さん、腰曲がってる」
「あのお爺さん、細くて折れそう」
見たまま言いたい放題…。


カレンダーを見ると
「今日は何日なの?」
これも何回も何回も聞かれるので、
「何日だと思う?」
と逆に質問します。
「うーん、〇日?」
大体2日前後ずれています。
「惜しいねぇ」と言うとご満悦。
カレンダーを見ているので、何月かは確定できているところは救いです。


11時を過ぎると
「おなか空いた」
「帰りにパン買いたい」
と食べ物の話題になります。
まだ11時だよ。朝ごはん食べたの9時前だと思うけど。
と心の中では思っていますが、
待合室で母を不機嫌にしたくないので、言いません。



野菜を買うのが好きなだけ

母を訪ねると、冷蔵庫の野菜室をチェックします。
母一人なのに、いつもあふれるほど野菜が入っています。
先週は、トマト(大)が8個、
きゅうりが7本、
レタスが6玉、
水菜が4束、
小松菜が4束…。


限られた種類のものが大量に入っています。
残されているレシートを確認すると、
徒歩15分ほどのスーパーにほぼ毎日行って、
毎日同じようなものを買っていることがわかります。
大量の野菜と出来合いの総菜やお弁当を買っています。
野菜は買うことがメインで、食べきれなくて捨ててしまうことも多いようですが、
何とか一緒に食べようと、母と一緒に調理をします。
一緒に料理をすれば、手早く丁寧に色々作るのですが~。
野菜の切り方など、改めて教えられることも多くて、
日頃の自分の速さだけ?重視の料理を見直すきっかけになったりもします。