もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

病院で待つ間

病院の待ち時間は、どこも長くて、
何とかすいている時間にいきたいと思ってもなかなか思うに任せません。


待ち時間は誰でも短いほうが良いに決まっていますが、
母との待ち時間は、さらに特別です。


「今日はなんで来たの」
「いつまで待つの」
という質問。答えても答えても3分毎に聞かれます。


「今日は帰って、あとで自分一人で来るからいい」
には
「先生が、私と二人で来てね、って言ってるから」
となだめます。


「あのお婆さん、腰曲がってる」
「あのお爺さん、細くて折れそう」
見たまま言いたい放題…。


カレンダーを見ると
「今日は何日なの?」
これも何回も何回も聞かれるので、
「何日だと思う?」
と逆に質問します。
「うーん、〇日?」
大体2日前後ずれています。
「惜しいねぇ」と言うとご満悦。
カレンダーを見ているので、何月かは確定できているところは救いです。


11時を過ぎると
「おなか空いた」
「帰りにパン買いたい」
と食べ物の話題になります。
まだ11時だよ。朝ごはん食べたの9時前だと思うけど。
と心の中では思っていますが、
待合室で母を不機嫌にしたくないので、言いません。