もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

風呂

母の家に泊まると、母が入浴していないことに気づきました。
いつも浴室がきれいで、使った形跡がないし、
私が泊まっている日に私が入浴しても、入ろうとしません。
「どうしてお風呂に入らないの?」
と聞くと
「溺れると困るから」


ケアマネさんによると、これも認知症の症状では?
ということでした。


デイサービスのお風呂はお気に入りで、
週3日通って、その度に入浴しています。
この暑い夏、本当は毎日入ってほしいけれど、
家のお風呂ではだめなようです。

携帯電話

2005年、私が1か月ほど入院しました。
その頃の母は68歳でしたが、
まだ仕事をしていて、入院中の私と携帯メールでやりとりをしていました。
「携帯メールがもっと使いやすい機種に買い替える」と言って、
新しい携帯に変えたら
「使い方がよくわからない」と
メールができなくなったことを覚えています。
その頃から認知症の兆しがあったのだなあ、と今は振り返って思います。


今は母は携帯電話を使うことはありません。
母の家に泊まると朝6時ごろ携帯の目覚ましがなっています。
母は何かなっている…ぐらいの感じで無視しています。


通帳の引き去りを見るたびに解約した方がいいかな、
と思いますが、
母の友人が電話してくることもあるかも、
と思うと、まだいいか、とも思います。

塗り絵

本屋さんに行くと平積みされている、大人向けの細密な塗り絵。
熱心に塗っています。
根気よく丁寧に、カラフルな塗り絵を仕上げていきます。
元々、小花模様が好きだった母の好みの絵柄なのでしょう。
ケアマネさんにも
「きれいでしょ」と自慢げに見せます。
勿論ケアマネさんは
「上手ですね~」と褒めてくれるので、
いよいよ真剣に取り組んでいるようです。
配色を考えて手作業をするから、何もしないでいるよりは、
良いのかなあ、と思いますが。
(私の趣味に合わない、ということだけでもやもやしてはいけませんよね)