もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

何回聞けるか

母は同じ話を何回もします。
前にも良くしていた話を繰り返し話すことは勿論ですが、
その時スイッチが入った話を何回でも話します。


認知症の症状なのでしょう。
介護している方は忍耐強く何度でも聞いてあげることができるのでしょう。
もしくは、上手に話をそらすことができるのでしょう。


私はソレがとても苦手です。
同じ話は5回が限界です…。
話をそらしても、また違う話の繰り返しが始まるので、
根気よくそらすことも苦手です。


母に
「その話は今5回目です」とか、
「(話の内容を要約して)という話でしょ。もう何度も聞きました」とか、
言ってしまいます。
母は
「ふーん」という感じですが、またすぐ話を繰り返すので、
私が言い返しても何の意味のないことなのですが。


何度でも同じ話を苦痛なくきけるようになりたいです…。




自分でキャンセル

朝、ケアマネさんからメールがありました。


「昨日デイサービスに
『保険証を失くしてしまって市役所に行かなければならなので、
明日のデイサービスは休みます』と電話があったそうです。」
「今朝、自宅に伺うとデイサービスに出掛ける用意をして待ってました」
「送り出しのヘルパーさんに来てもらい、デイサービスの迎えも頼んで、
無事デイサービスに行きました」


そんなことがあったなんて、とメールで知るのんきな娘です。
病院の薬はまだまだあるはずなのに、どの病院に行きたかったのでしょう…。
翌日忘れているので、具合が悪いわけではないかもしれません…。


こんな出来事もケアマネさんとヘルパーさんやデイサービスの方々の連携で、
乗り越えている事が、何よりのことだと思えるのでした。

下着の名前

病院に行って診察の時、母が祖母の名前の下着を着ていて、
恥ずかしい思いをしたので、
病院に行く前には必ず母の下着をチェックするようになりました。
新しい下着を買って、最近は名前の書いていないものを着ていたので、
ちょっと油断していました。


気温も下がり、肌寒くなったので、冬物の下着に変えた母に気付かず、
病院での診察の時の母の下着を見ると…。
マジックで書いた祖母の名前を上からマジックで消したものでした…。


母としては、祖母の名前が書いてある下着だとダメという意識は、
あったのでしょう。
うっかりしていた私はどきっとしました…。
出かける前には必ず確認、ですね。