もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

立って食べる

病院は、9時を過ぎるとどっと混み合います。
混み合う前に行きたいので、30分早くつくために、
家を始発で出て、新幹線までつかっているのに…。
到着すると、8時半を過ぎているのに、母はまだ朝食を食べていません。


はやる気持ちをおさえつつ
「病院が混むから、朝ご飯を食べて出かけましょう」と言うと、
「は~い」と言いつつ、
私にお茶を入れています。
「お茶はいいから、ごはん食べてよ」と思わず言うと、
やっと朝食用のあれこれを冷蔵庫から出して、
ごはんをチンして…。


私はイライラしながらヘルパーさんの記録に目を通していると、
ふと気づくと、台所で母が立ったままごはんを食べています。
「ちょっと、なにしてるの」
「だって早くしろって言ったから」
「そんなお行儀の悪いこと」
「この方が早い」


急かした私が悪いんですね。
でも、あの母がこんな行儀になるなんて。
やはり、「壊れている」としか思えません。