もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

ただでもらった

叔母が母を郊外の「衣料品大規模店舗」に連れて行ってくれました。
母は、日常着ているジーンズを買いたいと、何となくは言っていたのですが、
私は、「まあ急ぎではないし」「今日も時間がなかった」と思いつつ、
先延ばししていました。
叔母が連れて行ってくれたこと、大変ありがたく思いました。
叔母からは
「試着したけど気に入ったのが無くて、買わなかったのよ」と報告を受けていました。
そして、
「店舗の中で見失って、あせった」とも。
母のことですから、叔母と来ていることを忘れて、
一人で歩いて帰ろうとしたら、と思うと確かにゾッとします。


母は、
「このジーンズ、ただでもらったの」と言っています。
「前から持っているじゃない」と私が言うと
「この前買いに行ったら、山積みになっているのに気に入ったのが無くて、
 誰も買わないのがあるからあげる、って言われてもらってきたの」
と言います。


「ただでくれるなんてことはありません」と思わず言い返しましたが、
「だってくれたんだもん」とあくまで言い張ります。


叔母からの話を聞いていなかったら、
一体どんなことがあったのか??と思いますが、
聞いていてもどうしてそのように「変換」されるのか、
やはり不思議な話です。