もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

市役所に行く

住民票を取りに母と市役所に行きました。
母は、7年前には住民票を移しているのですが、
「市役所初めて来た。」と言います。
「新しくてきれいね~」と言いますが、どう見ても築30年から40年たっている
古い建物です。


そして、
母「何しに来たの」
私「住民票を取りにきたの」
母「住民票、どうするの」
私「金融機関に出すの」
母「どうして出すの」
私「マイナンバーって新しい制度ができたでしょ。それで必要なのよ」
母「ふーん」
母「で、今日は何しに来たの」
という会話を待ち時間中グルグルと…。


マイナンバーのことが、理解できていないので、
そもそも納得することはできないのだと思います。
マイナンバーのことを理解してもらい、
そして記憶にとどめることを、私は諦めています。
お金に関わる話題は「盗られた」という妄想スイッチがはいりやすいので、
避けたいと思っています。
その場で私に言うだけではなく、翌日や数日後でも妹や叔母やヘルパーさんに、
「盗られた妄想話」をすることもありました。
妹から
「お姉ちゃんがお金おろして持って行ったって言ってるけど」
とメールが来ると母に言われていることにもがっくり来ますが、
妹も疑ってメールしているのかと思うとさらにがっかりします…