もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

立って食べないで

朝九時頃、母宅に到着して、インターフォンを押しても、なかなか出てきません。
郵便受けの新聞はないので、すでに家の中に持って入っているのですが。
やっと出てきたかと思うと、ブラウスのボタンが掛け違っています。
寝起きのようです。
寝室に布団が敷いてあり、一旦起きてまた寝ていたのでは、と思われますが、
「寝てたの?」と聞くと
「寝てなんかいない」と答えます。
「お布団は?」と聞くと
「忘れてた」と言って、片付け始めます。


薬を見ると朝食後の薬をまだ飲んでいません。
「ごはんは食べたの?」と聞くと
「食べたかな~」と曖昧です。
台所に行くと茶碗にごはん、その上に納豆がのっていますが、
見た目、時間がたっているように見えます。
「これ食べるところだったんじゃないの?」と聞くと、
「うん」とおもむろに取り上げ、立ったまま台所で食べようとします。


「食卓に座って食べてよ」
と思わず言うと
「また怒られちゃった」と言われてしまいました…。