もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

受け入れられない

母との会話がなりたっていないな、と感じることがしばしばあります。
母が受け入れられないことは、何度説明しても記憶に残らないようです。
例えば、毎月1回ケアマネの訪問があり、打ち合わせをするのですが、
「何で来るの?」と毎回聞かれます。
ケアマネさんは、人柄も良いし、お仕事ぶりも良い方です。
母にとっては、祖母のケアマネであり、祖母が通っていた自分は行きたくない
デイサービスの人、ということのようです。
祖母が亡くなり、自分は行かないデイサービスの人が、何の用事があって来るのか、
腑に落ちないのです。
勿論、今は母のケアマネであり、母のデイサービスやヘルパーさんの手配をしてくれることを毎回何度も説明しますが、母には受け入れられないことのようです。


母が受け入れられないことを、何度も質問されて、都度説明することが徒労に終わる、
この繰り返しが母との会話の半分は占めていると思います。
色々視点を変えて、母に受け入れられる形を模索するのですが、なかなかうまくいきません。
時には「よくわかったわ!」と母もすっきりしたような返事をすることもあるのですが、そんな反応があっても結局母の記憶にはとどまらないようです。