健康診断
市から母宛に健康診断のお知らせがきます。
昨年も大きな封筒に入ったその文書を確認しましたが、
集団検診の指定日に私が付き添うことは難しく、
といって母が一人で行けるはずもなく…。
いくつかの項目は、内科で検査してもらったり、
肺炎の予防注射は受けたりはしていました。
いつも行っている内科の医師から
「市の検診、都合の良い時に持ってきてくれれば、やりますよ」
と声をかけていただき、先日の訪問の際健康診断を受診しました。
母がどのくらい一人でできるのか、できないのか、が私にもよくわからず、
いくつか失敗してしまいました。
失敗その1
尿検査で、お手洗いの中に紙コップを置くということを、
理解できなかったのか、忘れたか、紙コップ片手に待合室に出てきてしまいました。
トイレの前で、私が待機するべきでした。
失敗その2
「身長と体重を測るだけですから」と看護師さんが母の手を引いて、
私の同行をとどめたので、まあいいか、と思って待っていたところ、
母が戻ってきて
「バッグを失くした」と言います。
「看護師さんに聞いてあげるから待っていて」と言っても
母は落ち着かず…もちろん聞けばすぐ解決できました。
失敗その3
家に帰って、大腸がん検査の検便について説明すると、
「私は大腸がんの疑いがあるの?」
「健康診断だから、疑いはないけどみんな検査するのよ」
と言っても、母には納得できなかったようで、
「大腸がんなの」いう母の気持ちを変えることができませんでした…。
健康診断というものもなかなか油断できません。