もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

褒めてくれる

母は結構褒めてくれます。
褒めるようになったのだと思います。
祖母が良く褒めてくれる人なので、一緒に暮らしているうちに似てきたのでしょうか。

「おしゃれな靴ね」
モノトーンの柄のスニーカーです。
「車がいつもぴかぴかだわ」
そんなこともないと思うのですが…。
「お料理が上手ねえ」
母の好みのさっぱり薄味に徹しています。
「若く見えるわ~」
これは、少々ボケているな、と思います。


「あなたはしっかりしているから、何でも安心」
殺し文句ですね。


私が学生の頃は、何かと細かく注意する母でした。
母のチェックを受けて、1度は着替えないとすんなり出かけられない、と
思っていました。
「雨の予報なのに白地のスカートをはくなんて」
「秋口になったらカラフルなシャツはおかしいわ」
「いつも同じコートばかり着てるわね」…。
あの口うるさい母はどこにいったのでしょう。