もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

気がのらない時

母は気がのらない時は、
「足がしびれている」と言います。
嫌だなと思うと自然にしびれてくるのかもしれませんが、
そう言いつつ出かけて、気分がのってくると、
かなりの速度で軽快に歩きます。
「速く歩けてすごいね」と褒めると
「もっと速く歩けるよ~」と一人でどんどん歩いて行ってしまいます。
信号も一人で渡ってしまい、渡れない私が取り残されることも…。


気がのらない時によく使う言葉は、
「そんな細かいこと」と「めんどうくさい」です。
お友達から暑中見舞いのはがきが来ているので、
返事を書いたら?と促すと
「そんな細かいことしなくても…」
細かくないと思いますよ。
暑中見舞い用のはがきを用意して、一言書けば良いように用意しても
「めんどうくさい」と一蹴です。


気がのらないことをしたくないのは私も同じなので、
気持ちはよくわかります。
自分も「そんな細かいこと」とか「めんどうくさい」とか、
毎日何回も思っていますし。
でも、最近はそう思うとちょっとヒヤリとして、
そういうことこそしっかりやっていこう、などど思うのです。