もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

教えてあげてるの

昨年、医者からデイサービスに行くことを勧められました。
徒歩数分の施設を見学して、通うことにして、当日お迎えが来ましたが、
母は
「行かないよ」と拒否しました。
一人暮らしで、話す相手もなく、家に引きこもっている母。
何とかしなくては、ということで、ヘルパーさんに来てもらうことにしました。
当初は週3日、服薬管理や体調チェック、食材管理等をお願いしました。


ヘルパーさんも拒否したら困るなーと思っていましたが、
さすがプロのヘルパーさんは笑顔と明るい話し方で、
母と仲良くなり、初日から冷蔵庫の中も一緒に点検できるようになりました。


今は、3人のヘルパーさんが交代で週二日来てくれています。
顔と名前を憶えられたらいいな、と思い、
写真を頂いて部屋に貼ってありますが、母は一番よく来てくれる一人の人だけを、
記憶しているようです。
母「毎回同じ人が来てるのよ。」
私「違うよ、3人来てくれている人がいて、写真があるでしょ」
母「でも、みんな同じ服着てるもん」
ヘルパーさんの制服の同じポロシャツのことでしょう。
そして、
母「毎回私がお料理教えているの。美味しいって食べていくのよ」
と、母は年下のヘルパーさんにお料理を教えたり、食べさせたりと
めんどうをみているつもり、です。


母をその気にさせて、楽しく刺激のある時間を過ごさせてくれていることに、
感謝しています。