もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

スーパーで買い物

母と一緒にスーパーで、買い物すると…。


かごを持っている私を母が追いかけてきます。
手に持っているのは、ミカンかホウレンソウ。
いずれも家にたくさんあって、食べきれない状態です。
「それ家にあったわよ」と私が言うと
「無いの。買いたいと思ってたの」と母。
「大丈夫、たくさんあったから」と言っても納得はしていません。


「あなたは何を買いたいの?」と聞いてきます。
「ひじきを買おうかな」というと
「私そんな黒いの嫌いだわ」
 調理すると「美味しい」と母のお気に入りなので、買おうと思っているんです。


キュウリの3本パックを買おうとすると
「そんなたくさんいらない」
「バラのでいいのよ」
私がバラの方から1本とると
「そんな曲がったのは嫌」と。
「じゃ、ママが選んでよ」というと、
選んで2本とりました。


買いたいものにダメ出ししたから、
私の買うものも気に入らなくなっているのか…。


お肉を買うと
「私は食べないわよ」
チーズを買うと
「あなた、そんなの食べるの」
いずれも母の好物です…。