もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

褒められる

私が保佐人になったことを母は理解していません。
説明すると理解しているように思いますが、すぐに忘れてしまうので、
理解している「瞬間」はあっても、理解している「状態」はありません…


保佐人ということは理解してもらわなくても、私としてはまあ良いのですが、
「通帳を預かる」とか「印鑑を預かる」とかいうことに対しては、
母の理解の「瞬間」ではなく「状態」が必要です。
母宅を訪問するたびに、母とこの件でのやりとりが延々と続きます。


母の状態が良くないときには、目が三角になって
「返し返して返して」ということになりますし、
まあまあの状態の時でも、説明を20回でも30回でも聞きたがります。
要は、納得できないのでしょう。


今回は、
「今日はあなたの説明、よくわかったわ!」と褒められました。
ホントに?嬉しい、と心から思いました。
母と普通にわかりあえた気がしました。


5分後にはまた質問されて、説明をすることになりましたが、
一瞬でも母の「納得」という気持ちを受け取れたことが、
心から心から嬉しかったです。