お茶入れてね
母が、同じことを繰り返して話し始めると、
どうしても疲れます。
「おじいちゃんが鶏を飼ってたのよ」(戦後すぐの話です)
「卵をね、たくさんとってパン屋さんに持って行ってたの」
「男の子は乱暴で割っちゃうからって、私が重い卵を届けてたの」
「パン屋さん、長~い帽子かぶってね」
「でも、いつの間にかパン屋さん無くなっちゃったわね~」
ここまでくると、最初に戻って繰り返し、という感じです。
他の話題に振ってみても、結局は同じことになってしまいます。
こんな時は、
「お茶が飲みたいな。ママの入れた美味しいお茶がいいなあ」
とリクエストします。
機嫌良く、丁寧にお茶を入れてくれて、一件落着…。