もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

情報共有はむずかしい

母宅訪問中、かすかなベル音…。
何の音かなあ、と最初はわかりませんでしたが、
電話の呼び出し音でした。
慌てて、近くにあった子機をとりましたが、つながりません。
呼び出し音はなったまま…。


親機をとると、通話できました。


電話を見ると…。電話回線は接続されていますが、
コンセントは抜かれていました。
母はコンセントをなんでも抜いてしまうのですが、
電話にも及んだようです。


10月ごろ、送り出しのヘルパーさんから、
電話の呼び出し音をメロディーからベル音に変えてほしいと言われました。
母があまり電話に出ないので、ベル音なら出るのでは?と
思ったようです。
しかし、私はやり方がわからず、時間もなく、
妹にお願いしておきました。
妹もわからなくてできなかった、と言っていたと思いますが、
ある時からか細いベル音にかわっていました。
「この方がまだましなのか?」
「妹かヘルパーさんがかえたのか?」
と疑問は残っていましたが、
ヘルパーさんがこの方が良いならいいや、と思っていました。


母宅の電話はめったにならないので、すっかり忘れていたのですが、
今回真実が判明したのでした。


複数で介護に関わっていると、そこそこメールや打ち合わせをしていても、
疑問が残ったままのことは数多く、
解けない謎にも慣れっこになってしまっています。
情報をもっと共有できれば良いのでしょうが、
なかなかうまくいきません。
時間がないことと、何が優先なのか重要なのかの認識が、
あまりそろわないことが原因だと思います。