診察後の怒り
アルツハイマーの薬をもらうための定期的な診察を終えて、
帰宅途中の車の中で、母はぷんぷん怒っています。
「病院の先生らしくない」
「あの先生の聞くことはおかしい」
「先生がころころ変わって、変な先生になった」
「もう、あの病院には行きたくない」等々。
ちなみに、診察はいつもの通りで、先生もずっと同じ方です。
この日、母がなぜそんなに怒るのか、私にはわかりませんでした。
でも、こんなことは初めてなので、何か母なりの理由があるのでしょう。
怒りの記憶が、いつまでも残らないことを願うばかりです。