もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

このままで良いわけない

母との会話に疲れています。


「〇〇さんって、うどんやさんでしょ」
違うよ、民生委員さんでしょ。
「どこの人なの?」
貼ってある名刺に住所が書いてあるでしょ。
「どのへんなのかしら」
〇〇医院のそば、って言ってたよね。
「〇〇さんて、うどんやさん?」
以下5回以上繰り返し。
この手の会話が延々続き、
母は納得してくれません。
勿論、認知症の人との会話の鉄則?で、さりげなく違う話題にふっていきます。


庭の花がきれいに咲いてるね~
「そうなの、この前庭で転んだのよ」
危なかったね
「転んで眼鏡を落としたら、誰かが持ってちゃったのよ」
そうなの。
「この眼鏡じゃない方が、なくなっちゃったの」
その眼鏡もいいじゃない、良く似合っているよ。
「誰かが眼鏡を盗ったのよ」
…。
盗られたわけはないので、みんな庭をさがすことになるのですが、
そもそも転んだ翌日も失くしたという眼鏡をかけていたという
ヘルパーさんの話があるので、その眼鏡は別のところでなくしたのでしょう。


複数人数で会話していると、母はついてくることができません。
それが面白くないのか、トンチンカンな話をして、
とりあわないと機嫌が悪くなります…。


結局母宅訪問中、ずっと母に合わせて会話をしなくてはならないことに、
疲れてしまうのです。
母のために訪問しているのに…。
実際は片付けたい用事のために訪問しているからなのでしょう。
用事を片付けることが母のためなのですが。
この「疲れ」を何とかしないと、このままで良いわけない、
と思うのです。