もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

褒めてみる

母を訪問する前に、今日は何だっけ?前回はどうだったかな、と手帳を見ると、
「とりあえず褒める」と書いてあります。


そうでした。色々用事を済ませたいと思っていると、
ついつい
「え、まだ朝ご飯食べてないの」
「ちゃんと着替えて」
「もう、さっきも確認したでしょ」
「ほら、早く行かないと病院混んじゃう」
と母に対してイライラしてきます。


気ままに一人で暮らしている母には、
そうやって始まる1日は面白くないに決まってます。
「なんで行くの?」
「どこに行くの?」
「後で一人で行くからいい」…


そんな流れにならないように「とりあえず褒める」とメモしておいたことを
思い出しました。
「ブラウスが良く似合う」
「お布団干しててえらい」
「玄関のお花がきれい」
と、何でもいいから褒めてみると、母も笑顔でご機嫌です。
褒められると嬉しくて話は脱線していくので、準備は早くできないけれど。
一緒に半日過ごすのだから、この方がいいか、と思いました。