もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

考えるのが嫌になる

数年前から、毎日1ページ書くような手帳を使っています。
今月上場して話題になっている会社の手帳です。
毎日ぎっしりと埋まるわけではありませんが、
「何もない日もまた良いではないか」というような宣伝文句に
背中を押され?、使っていました。


最近、手帳に書くことが面倒になっています。
予定の連絡などをメールでもらっても、手帳を開いて書く気になりません。
メモしておかないと後で困る、と思う仕事の締め切り日や、
連絡先や、買いたいと思った本のタイトルや、待ち合わせ場所の住所等々、
書く気がしないのです。


直前になってあたふたと探し、
同時に白紙を重ねる手帳にも嫌気がさします。


どうしてこうなるのか。
自分としては「書くことは考えること」だと思っています。
そもそも考える時間を大切にしたくて高いお金を出して買っている手帳なのです。


なのに、考えることが嫌になっている自分に気付き、愕然としています。
考えないともっと窮地に陥るよ、と自分に警告です。
そして、考えないと母と同じような認知症へまっしぐら、ではないかと、
恐れる気持ちも強くわいてきます。