もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

母のお気に入り

要介護1の母ですが、それなりには一人暮らしをしています。
掃除は完璧(うちよりきれい…)。
見た目も若く見えてもうすぐ80歳とは誰も思いません。


週3日デイサービス、週2日ヘルパーさん、という日々ですが、
デイサービスがお気に入りです。


昨年、認知症と診断され、医師からデイサービスを勧められ、
歩いて5、6分のところにあるデイに通ってもらおうとした時には、
「私は行かない」と拒否されました。
車で30分はかかる今のデイサービスはとっても気に入っていて、
「毎日でも行きたい」と言っています。


近いほうが便利で良い、と思ったのはこちらの勝手で、
母にとってはお迎えが来て、お出かけする感じが気に入っているようです。
「桜がきれいだった」とか「大型のトラックがたくさん走っている」とか、
道中の風景も楽しんでいるようです。


デイは、体育館のように広く、多くのプログラムが用意されていますが、
運動するのがお気に入りです。
昼食も「とても美味しい」と気にいっています。
(通う前に見学に行きましたが、普通の給食なんですけど)
デイサービスに通うようになるまでには、拒否があり、
診断から1年かかってしまいました。
機嫌良く通っている母をみると、本人にしかわからない
「お気に入り」の条件があるのだなあと思います。