もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

考え方を変える

新しい年には、新しいことをしたい気持ちがわいてきます。
前向きだからではなく、「このままではだめだ」という危機感からなのです。
遠距離介護や親類とのもめごと、夫の病気、仕事の不調…と、
追い詰められていて、防戦一方の日々を何とか挽回したいのです。


私は母に対して「もう少ししっかりしてよ」という気持ちがあります。
母が認知症という病気のために、様々なことができなくなっていることを
受け止めきれていません。
このまま私の負担がどんどん増えていくことを避けたい気持ちがあるのです…。


母も80歳になりました。
誰が見ても若く見える母はとても80歳にはみえませんが、
年相応の衰えが、認知症ということなのでしょう。
80歳の人に「しっかりしてよ」と思うことは、どうも間違っていると
思えるようになりました。


今年は「しっかりしてよ」という気持ちを封印して、
「楽しくやれればいいか~」と思うようにしようと思います。