もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

そろばんで脳トレ?

そろばんを手にした母は、1から10までを順に足していくことは、
すらすらとできました。
指が覚えている、という感じです。
その次は、何をやってみればいいのか、そろばんはちんぷんかんぷんな私には、
わかりません。
夫は、子供の頃そろばん教室に通っていたそうで、得意分野です。
1から20までの足し算、
その後は、その答えから20から1までの引き算、と母に課題を出してくれました。


足し算は、すらすらできましたが、引き算になると指が止まります。
それでも何回かやっているうちに思い出したようで、
テンポよくはじけるようになりました。


その後は、7+7+7+…というように同じ数字を10回足して、
70になったら、今度は7を10回引いていく、という練習でした。
二桁でもできるようになったところで、終了しましたが、
できることを確認して母も楽しそうでした。
「色々練習してみるわ」と前向きな発言。
前にできたことを今もできると確認できて、
達成感があったようです。
「何でもすぐ忘れるの」と自信を無くしがちな母には、楽しい時間だったようです。