もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

楽しい時間

夕食の買い物に母と出かけました。
「カレーを作る」と私が言うと
「好きなもの作ればいい」と言いつつ、不満そうです。
「ママには他に好きなもの作ってあげるから」となだめて、
カレーの材料を買いました。
疲れていてスパイシーなものが食べたかったのです。
お通夜~お清めの和食、お刺身、煮物等から、対極のものが
食べたかったのです…。


ひき肉ときのこで、さっぱりとしたカレーを作ると
「私もそれが食べたい」と母も言い出しました。
「美味しい」と大好評で、3杯もおかわりしてくれました。
「お料理、上手!」
「私はこんなにおいしく作れない!」
と大絶賛。
笑顔でたくさん食べる母をみていると、私も本当に幸せな気持ちになりました。


翌朝も、母には和食を用意し、私はカレー、と思ったら。
「私もそれが食べたい」と昨夜食べたことを忘れて、
おかわりと大絶賛。
このエンドレスな繰り返しなら文句なしです。
母に褒められ、たくさん笑顔を見て、幸せな時間を過ごしました。