もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

誰も教えてくれない

祖母が亡くなった翌日午前中、祖母宅に到着しました。
母と妹が私を待っていてくれました。


色々ありましたが(悪意の叔父との遭遇?)、
祖母が安置された斎場に行き、翌日以降のスケジュールの確認等しました。


家に帰り、妹は2日後の通夜に来るということで、いったん帰宅しました。
夜、祖母の棺に納める祖母の愛用品などを色々検討していると、
母が
「おばあちゃんに聞いたほうがいいんじゃない?」
と言い出します。
「おばあちゃん、亡くなったのよ」と私が言うと、
「え、知らなかった。誰も教えてくれなかった」と言って
母が泣き出しました。


母は妹とは、病院にも行ったし、その後斎場でも祖母にお線香も上げたし。


でも母は、今本当に祖母を喪ったことを理解した、ということなのでしょうか…
泣き続ける母に、母娘の長い深い愛情あふれた月日を、失った悲しみを、
目の当たりにした思いです…。