もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

17年前

思い返してみると、母の言動に最初に違和感を持ったのは17年以上前のことです。
1999年から2001年ごろ、母は60代前半でした。
ほぼ毎週、私の休日の日の夕食に母を家によんでいました。
働いていた母と私はなかなか休日があわないので、私が休日の日に
夕食を作って、仕事帰りの母に食べてもらっていたのです。


いつも楽しいひと時でしたが、気になることが二つありました。
一つは、母が頻繁に遅れるようになったことです。
その理由が、いつも「書類の不備があって書き直ししていた」というものでした。
母は元々事務仕事は得意で、残業して書類を直すことが毎週あることが、
おかしいな、と思っていました。
もう一つは、母が食事をしている間に同じ話を何度も何度することです。
そして、それを指摘しても怪訝な顔をしていました。
あまりにも同じ話を繰り返すので、私も何度も指摘して、
険悪な雰囲気になったことさえあったと思います。