もやゆる介護

認知症の母の介護についてのあれこれです
もやもやした気持ちのゆるい介護、かな。

忘れてほしい事

母は、ほぼなんでも忘れるのに忘れないこともあります。
忘れてほしいことも結構あるのですが、そううことは忘れません。


母は祖母の介護をしていたのですが、祖母のお金の管理も母がしていました。
しかし、祖母が入院して母が認知症になってからは、
自分のお金と祖母のお金を分けることができなくなっていました。
母の兄弟間の問題で、ここはしっかり分けておく必要がある点だったので
母の一番下の弟が祖母のお金の管理をすることになりました。


母はそれを了承しながらも、覚えていることはできません。
祖母のお金を「持って行った」と思うようになり、
やがて自分のお金も盗られた、と言うようになりました。


祖母のことも母のことも一番気にかけて、いつも来てくれているのに、
この叔父のことを「お金を盗る」と言う母。


何度説明しても、受け入れようとしません。
いっそ、忘れてくれるといいのに、と思います。